2012年06月07日

陰翳礼讃

ある寄り合いの後、二次会会場へ皆でぞろぞろ歩いて祗園白川の巽橋を渡ったら川面にホタルが数匹飛んでました。

もっと上流でホタルの放流をしているなんて話を新聞で読んだ記憶はあるのですが、生まれてこの方、地元でホタルを見た事が無かったんでちょっと感動したんですわ。

手持のiPhoneで撮影してみましたが、ちゃんと写る筈も無く。

20120606.jpg

その後、二次会会場へ。白川沿いにあるお茶屋バーへ行きました。
窓を見ると、ここでもホタルがちらほらと。窓にぶらさがったすだれに止まって光を明滅させてます。 そこの大将曰く数年前からホタルが見られるようになったとの事でした。

「ちょっと電気暗してんか」
同行者の声に照明がスーっと暗くなると、ホタルの光はよう見えるものの、皆の顔がまったく見えません。 でも白塗りにしてはる芸舞妓さんの顔はなんとなく見えます。

あ、そういえば芸舞妓さんは灯の乏しい江戸時代や明治時代の座敷でも顔が綺麗に見えるようにする為に白塗りしていたのが今も続いている、なんて話を思い出しました。

あーなんか情緒があるなぁ
ぜんぶくっきり見える事が必ずしも美しい事では無いんやなぁ。
陰影礼賛という言葉をふと思いだしました。

20120605b.jpg

その日は雅なホタルに敬意を表し、写真撮影など無粋な事はしませんでしたので、以前撮影したもので昨夜のイメージに近いのを上げときまます。

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