2009年06月29日

お稚児さんをお祝いに

祇園祭は日本の三大祭りに数えられ京都最大のお祭りで、それゆえぎょうさんの人の協力・尽力の上で成り立ってると思うんどす。

そんな多くの人の中で間違いなくトップスターなんが長刀鉾のお稚児さん。
関西在住の皆様ならその愛らしくも凛々しい姿を見はった方も多いかと思います。

このお稚児さんに選ばれるちゅう事は京都人にとっては超・超の付くステータスなんどす。
お家柄はもちろんの事、古式にのっとった神事を最優先に生活しなあきませんし、経済的負担もかなり大きいと聞いてます。
ステータスとは書きましたが、ステータス狙いだけではなかなか御請するのは難しい、祭にご奉仕する気概ちゅうもんが必要なんやろうなぁと思います。

今年は祇園町の和菓子屋さん、鍵善良房さんの息子さんが選ばれましたもんで、僭越ながらお祝いを持って上がりました。

が、しかし、、、お稚児さんという大役を拝命されました宅へのお祝いって、ごく普通に金封に「御祝」でええのやろうか?
ひょっとしたら神事やから「初穂料」とかかも?

間違うたら恥ずかしいので高島屋のブライダルサロンに聞いてみました。

お稚児さんになられるちゅうのは八坂神社と、養子縁組、婚儀を結ぶちゅう事なので、結婚のお祝いと同等の物を用意した方がええと教えて貰いました。

そうどしたんか、それは知りませんでした。 何でも尋ねてみるもんどすな。

金封、胸に仕込まして「おめでとうさんです」ちゅうて気安く渡してこよと簡単に考えてたんですがもうちょっとで恥かくトコでした。良かった良かった。

ちゅう訳で百貨店に折敷・金封・熨斗・末広・目録を用意してもろて家紋入り風呂敷に包んで持って行きました。

090629a.jpg


実はとある筋から稚児の衣装が今、鍵善さんに置いてあるという情報が入っておりまして、そんな貴重なもんを間近で見られるんならと、先方様は日曜日の忙しい時間帯やのに厚かましくも中へ上がらしてもろたんどす。

お稚児さんのお父さんに稚児の衣装の事を尋ねると、どうもそれは間違い情報やそうで見る事は出来ひんかったんですが、それにも増して滅多に見られへんもんを見させてもらいました。

090629b.jpg

立派な神棚です。 八坂神社から御借りしてはるそうですが、掛け軸や扇子、長刀の飾りなどが飾られておりました。
お稚児さんに選ばれますと、神棚を祀って毎日の拝礼が欠かせへんそうどす。

お稚児さんにならはる息子はん、ボンとも話させてもろたんどす。
小学校三年生とは思えんぐらいしっかりしてはりまして、今年の稚児舞を見るんが楽しみに思いました。

7月1日にはお稚児さん初の大仕事 長刀鉾町お千度が午前10時頃、八坂神社で行われます。 ボンの勇姿をぜひ見に行きたいもんどす。

帰りにくずきり食べて帰ろと企んでたんですが、ちょうど日曜日のお三時どき、待ってはる人の列が出来てたので、涙を飲んで帰って参りました。

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八坂神社への行き方
阪急河原町駅下車 四条通りを東へ 徒歩約10分
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鍵善良房
http://www.kagizen.co.jp/

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